皆さん、お久しぶりです。
今回は先日購入したデスクチェアGTXMAN CH106を開封、レビューする。 最近自宅での作業が増えて、イスに座っている時間が必然的に多くなってきた。今まで使ってきたイスは座面のクッションがペタペタのカチカチでお尻が限界を迎えたので新たなイスを購入した次第だ。
跳ね上げ式アームレスト付きデスクチェア
今回購入した商品はこちら
GTXMAN デスクチェア メッシュ オフィスチェア パソコンチェア 跳ね上げ式アームレスト ハイバック 腰痛対策 通気性抜群 昇降機能付き ロッキング機能 グレー CH106-GRAY
出典:アマゾン商品ページ
購入価格:8500円(5%オフクーポン適用)
主なスペック
サイズ:幅47.5×奥行51×高さ43cm~53cm
本体重量:約13.4kg
張り材:高弾力メッシュ
静止耐荷重:約136KG
開封
注文して通常配送で3日後に商品が届いた。外装はこんな感じ。商品の箱のまま送られてくるので凹みや破れている箇所がいくつかあった。だが、中身は大丈夫だったので気にしない。箱はすぐ捨てるし。
ダンボールのサイズは横幅63cm×奥行28cm×高さ59cm。Made in Chinaらしい。
内容物
箱を開けて部品を取り出す。
梱包材から取り出す。
付属品は背部、座部、レッグフレーム、アームレスト左、アームレスト右、ガスシリンダー、キャスター5個、シリンダー固定台に加えて、部品を繋ぐボルトとそれを締める六角レンチが付いてきた。家に工具がなくても付属のレンチで組み立てられる。
組み立て
組み立ては付属の説明書を見れば難しくない。30分あれば組み立てられた。
ただし、注意点が2箇所ある。
注意点① シリンダー固定台の前にアームレストを固定する
説明書ではシリンダー固定台を座部に取り付けてからアームレストを取り付けると書いている。しかし、シリンダー固定台を取り付けたあとにアームレストの固定ボルトを締めると昇降レバーにレンチがぶつかってしまう。アームレストを取り付けてからシリンダー固定台を取り付けるとスムーズにできる。
注意点② アームレストは背部をつけるまで完全に締め付けない
アームレストを取り付けるネジは初めは軽く締めておき、背部を取り付けてから完全に締め付けるようにする。私はアームレストをしっかり締め付けてから背部を取り付けようとしたが、アームレストの間に背部が入らず、固定できなかった。一度アームレストの固定ボルトを緩めることで背部がしっかり入った。組み立てるときは背部まで軽く取り付けてから本締めするようにしてほしい。
少し手間取ったがなんとか完成。
外観チェック
完成したので外観をチェックしていく。
座面
アマゾンでは以下のように紹介されている。
出典:アマゾン商品ページ
確かにメッシュ生地が使わており、サラサラとしたさわり心地ちで夏でも蒸れにくそうだ。内部にはクッション性が高いウレタンが採用されているためか、座ったときの沈み込みは比較的大きいと感じた。収まりはいいがへたるのも早いのではないかと懸念している。また、サラサラゆえに背もたれにもたれているとだんだんお尻が前に滑っていってしまう。
カバーを取り外して洗うことはできないので、シミが付いたり擦り切れると買い替えということになる。
背もたれ
背もたれにも座面と似たメッシュ素材が使用さている。しかし、座面とは異なり、布を張ることでクッション性を確保している。背面から見るとプラスチックの骨とメッシュ素材の間に空間があることがわかる。また、深く腰掛けると腰の部分にある膨らみが腰にフィットする。高さは肩の下辺りまであるので背中全体を支えてくれる。もっとも、ヘッドレストまで欲しい人には物足りないので別の商品をおすすめする。
高さ調整
座って右側に高さ調整のためのレバーがある。調節は一般的な油圧シリンダーによるものなので、特に問題なく固定が可能だ。調節範囲は座っていない状態で43cm~53cm。座ると3cmぐらい沈み込むので実質40cm~50cmとなる。適正なイスの高さは身長や合わせる机の高さによるので、自分の適正な高さがこの範囲に入っているか確認が必要だ。
跳ね上げ式アームレスト
次にこの商品の1番の特徴であるアームレストを見ていく。この商品はアームレストを跳ね上げられる。下の写真のようにヒンジを軸に約90°回転し、背部とほぼ同じ位置で固定できる。ちなみにヒンジは結構固い。
跳ね上げることによって得られるメリットは2つ。 1つはデスクの下に収めることができること。イスを使わないときに収納できるので部屋を広く使える。 2つ目はイスの上での姿勢のバリエーションが増やせること。ずっとイスに座っていると筋肉が固まってくるので姿勢を変えたいときがある。私は横向きに座ったり、あぐらをかいたりするのだが、アームレストがあると邪魔になる。この点において跳ね上げることができるこのイスをチョイスしたと言っても過言ではない。
アームレストに関して1つ文句があるとすると、左右の間隔が広いということだ。左右のアームレストの幅は実測で45cm。キーボードを打つときに左右のアームレストに肘を置いて作業をしたいのだが、通常のキーボードのホームポジションの姿勢ではアームレストよりも肘が内側にきてしまう。置けるとしても片方の肘のみだ。
いわゆるエルゴノミクスキーボードを使用すれば、ホームポジションで自然に肘が開くのでアームレストに肘を置けそう。または左右分離型のキーボードでもいいかもしれない。次の散財が見えてしまった。
出典: https://www.amazon.co.jp/サンワダイレクト-エルゴノミクス-タッチパッド付き-フルキーボード-400-SKB063/dp/B07XQZ4PZT
出典:BAROCCO シリーズ(英語配列)
キャスター
キャスターはナイロン製だ。カーペットなどでも容易に移動させることができる反面、フローリングでは床に傷がつくことがあるので注意したい。また、レッグフレームとの接続には標準的な差し込み方式が取れられているので市販のキャスターを購入して、ゴムやウレタンのキャスターに交換することも可能だ
座り心地
最後に一番重要な座り心地について記述する。個人的な感覚では5点中3点ぐらい。
良い点は以下の2つ
- 背部の曲面が腰にフィットする
- ロッキング機能で前後に体を動かせる
逆に悪い点は2つ
- 座面が柔らかすぎる
- 座面が滑りやすい
座り心地にアームレストは直接関係ないので背部と座面で気になった点を挙げてみた。これらを総合して3点ぐらい。正直、この価格帯でもっと座り心地のいいイスはあると思う。座り心地については実際に座って確認するのが一番だと感じた。
良い点で挙げたロッキング機能は背部や座部を前後に動かせる機能だ。伸びをしたいときに後ろに少し傾くので体への負担を軽減できる。座部の裏にあるノブを回すと動きの硬さが変化するので、あまり動かしたくない人は固くすることもできる。
出典:アマゾン商品ページ
まとめ
9000円以内で購入できるデスクチェアのレビューをした。長時間座ってもお尻が痛くならないだけでも買った価値がある。また、アームレストを跳ね上げられることと全体的なサイズもそこまで大きくないので私の狭い部屋にも丁度いいと感じている。あとは座面の経年劣化が心配なので今後長期的に使用して評価したいと思う。
ここまで読んでくれてありがとう。参考になれば幸いだ。
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